人生を振り返って 〜Part2-2 暗中模索、手詰まりになっていく〜
自分の表現したい世界ができない。
しようとするけど、周りの評価を全然別物。
そんな自分を受け入れるしかなかった。
そして、たくさん努力もして来ました。
学生時代は、成績を落とすことが恐怖で恐怖で。
勉強はしたくないけど、どんなに徹夜をしてでも点数は落とさない。
部活も辞めたいけど辞めれない。
最終的に関東大会まで行きました。でも、全国には行けずできない自分を責める。
大学も、私立では一番の大学に入りましたが、国立に行けない自分を責める。満足はできない。
そんな人生の延長戦上で公務員にまでなりました。
周りから認めてもらえる安心感だったと思います。
でも入ったはいいが、満たされることはありませんでした。
給料が、大学の友人に比べて低い。
仕事の内容が、単調すぎる。
このまま続けても、未来が想像できすぎる。
悩みに悩みました。現実からも逃げました。
考えたくなかった。
スポーツをしたり、酒を飲んだり、ギャンブルに走ったり。
でも、頭の中では、できない自分を攻め続ける声。
何かいつも周りから否定され続けているような。
もっと周りに認められないとここにいちゃいけない。
関係が切れてしまう。
相手にとって良い自分じゃないとダメ。
選ばれ続けないとダメ。
(自分が選ぶという発想は微塵もない)
いつも選択される側。
相手に規定される側。
もうこんな自分は嫌で嫌で。
それでも、
本をたくさん読んだりしました。
成功者は本を読んでると聞いたので。
人にたくさん会いました。
出会いが人生を変えると聞いたので。
転職も繰り返しました。
給料を上げても、もっと上はある。
有名な企業の肩書きを得ても、その中で相対比較。
自己啓発にハマった時期もありました。
セミナーにいくら使ったのか。
変われるような気がしました。
でも変われませんでした。
会社を辞め、起業をしました。
でも、満たされた気はしませんでした。
相対比較は止まりませんでした。
こんな自分が嫌で嫌で。
変えたくて変えたくて。
色々努力はすれど、どんどん選択肢は少なくなり、
答えがないことばかりが鮮明になっていく。
道が無くなっていく。
暗中模索。
探しても探しても見つからない。
強がっては見るけど、本当に変わりたいところから変われない。
諦めたいけど諦め切れない。
死ぬ勇気もない。
廃人のように、雲のように、ふわふわ生きるしかない。
そんな絶望がありました。
変わりたいけど変われない。