人生を振り返って〜人の目が気になる人生〜
人生を振り返ってみると、ずーと人の目を気にして生きてきた。
そんな人生だったなと感じます。
そして、そこに苦しみ続けた人生でもあったなと。
小さい頃から、大人しく、自分から積極的に行くというよりは、いつも受け身なタイプ。
争いを好まず、いつも穏便に済ませたいと思って生きてきました。
親父の影響が大きかったなと個人的には思っています。
できるできないに対して厳しい親父で、
絵を書いても、テストを受けても、評価を受けていた印象が残っています。
塾の経営をしていた親父だったので、
勉強ができると喜んでくれた・褒めてくれた。
だから、新しいことを覚えては披露して、「親父に」褒めてもらうこと、認めてもらうことが原動力となる小学校時代だったなと思います。
中学に入ってからも、
あらゆるところで、そのパターンを繰り返していました。
部活をやっても自分がどうしたいかというよりは、顧問に認めてもらえるかどうか。
周りからどう見られるかを異常に気にする。だから、身なりも気にしたし、好きな音楽もどう見られるかから出発した思考だったなと思います。
本当にそのパターンばかり繰り返した結果、
いい大学を出て、資格を取って、公務員になる。
親が認めてくれるから、社会が認めてくれるから。
常に答え探しのゲームを繰り返していたなと思います。
だから、本当に自分がやりたいことがあっても、人にどう見られるかが怖くてやれなかったり。
人に伝えたいことがあっても、どう思われるかが気になって気持ちを伝えられなかったり。
むしろ伝えるという概念すら湧かなかったり。
そんな日々を積み重ねていました。
本当に色々やってきました。
でも、満足できない。それは何故か?
今思えば、周りの目の色を伺って合わせて合わせてやってきた人生。
いつも受け身の人生。
それでは、本当に満足することはできないですよね。
そんな時に、新しい教育と出会いました。
自分が何を繰り返しているのかをわからなかった。
でも、自分が何を繰り返しているかがわかったとき、そして、何故それを繰り返しているかの仕組みがわかった時、そこから自由になる道が見えるようになりました。
全ては、過去のイメージ、脳が作り出している錯覚でしかないとわかった時、
全てがスッキリきれいに溶けてなくなる世界を経験することができました。