人生を振り返って 〜ストレートに表現できない〜
「ロボットみたいだよね」
以前ブログにも紹介した、人生で受けた衝撃的な言葉。
今日は、なぜこう言われるに至ったのか、そして今何を考えてについて語ろうと思います。
僕は、2人兄弟の次男として生まれました。
活発で、いつも走り回ってる兄と対照的に、
小さい時から手のかからない、おとなしい子供でした。
兄の後ろについていったり、絶対に一緒にいられる友達を探したり、
とにかく自分の安心できる居場所を探すので必死な毎日だったなと思います。
小さい頃から表現することが苦手で、内心、いつもビクビクおどおど。
何でもすぐ思ったことを言うことが苦手で、いつも自分の中で咀嚼してから、周りに合わせて出す。
自分の中で違和感があっても、周りに合わせる。
一つの転機が中学校入学にありました。
なんだかんだいって、楽しく過ごしていた小学校時代から、知り合いのいない私立の中学校に入ったのですが、そこで全然友達ができませんでした。
本当はみんなと仲良くしたかったけど、作りたかった居場所がありませんでした。
昼休みは、1人でいるのを見られるのが嫌で、机で寝たふりをしたり、人と目が合わないように、斜め下を見て歩いていました。
自分に自信がなく、人に話しかけられるのが嫌だったんですね。
そんな日々を過ごしていく中で、
これではまずいと思いました。
周りに合わせ、流行り廃りに合わせることをしていきました。ファッション、音楽、会話の話題・・・
結果、ますます自分が何者か分からなくなっていきました。
自信がなくなっていきました。
ずっと、自分の気持ちを出したいけど、常に胸に引っかかりがある。
ストレートに自分の思いを表現すると、その後の関係性が壊れる気がする。受け入れてもらえない気がする。居場所がなくなる気がする。
ストレートに自分を表現すると相手を怒らせる気がするし、ぶつかる気がする。
そんな思いをするくらいなら居場所がなくなるくらいだったら自分が我慢すればいい。無難にやり過ごせばいい。
争うくらいなら、自分が我慢すればいい。
頑張って頑張って自分の居場所を作って、自分の声を押し殺して生きてきました。
そんな生き方を30年近く過ごした結果、
「ロボットみたいだよね」
と言われるまで固く、人と深く繋がって付き合うことが難しくなっていきました。
人から見ればロボットみたい。問題がなさそうにみえるらしい。でも、自分の心の中はぐちゃぐちゃ。
思い方を変えてみよう。やり方を変えてみよう。
本を読んだり、セミナーに行ったり。
実力をつけたり、とにかく変えようと思って
言いたいことが言えない。表面上でしか人と付き合えない。
「一生そう生きるんだろうな。。。」
と無意識では深く諦めていました。
そんな自分を変えた転機は、
たまたま参加したセミナーでの講師との出会い、コンテンツ、新しい技術との出会いでした。
自分が何故、変われなかったのか。その原因がわかりました。人間共通の仕組みだということも分かりました。
ずっと思っていた自分の悩み、全てがキレイに溶けていきました。
全てが分かった時、本当にホッとしました。
これからは、生きたい生き方を選べる。
ここから新しい人生が始められる。
自分の問題が解決した時、
その原因が分かった時は、
思ったのは、同じように苦しんでいる人たちがいるということ。
自分の命は、その人達のために使おうそう思えるようになりました。
自分の中に悩んで引きこもる人生から、
自分の外に影響を与える人生へ変わることができました。